カップとお湯を用意してコーヒーを美味しく淹れ終わるまでの、ほんのわずかな時間。kittaki coffee drip standは、その1杯のための時間をより楽しく豊かにする道具です。
素材がもつかたちや大きさを活かした無垢の木のベースに、オリジナルの真鍮パーツを組み合わせ、色合いや木目の違いだけでなく、ミミや節も個性としてそのままに活かしているので、それぞれが世界にひとつだけのドリップスタンドになります。
スタンド部分は真鍮製です。9mmの丸環をまげて製作していますので、丈夫でしっかりしと安定した使用感を実感していただけると思います。真鍮の色合いが、経年変化により渋みのある金色に変化する様子もお楽しみいただけます。
木部ベースのサイズにより、ポットやカップを置いておくところを作ることも出来ます。
【仕様】
素材:木部は、WOODWORKの家具を製作する際にでる端材をつかって作ります
その時々により、ウォールナット、チェリーなどをはじめ、様々な材質が登場します
金属部分は真鍮製
塗装:ドイツ、リボス社の塗料を使用しています
サイズ:金属部分サイズ:直径9mm×幅170×高さ160mm、間隔約70mm
【素材】
ウォールナット:紫がかった濃暗褐色と程よい硬さが特徴。チークやマホガニーと並ぶ3大銘木のひとつ。食用のクルミがとれる樹種としても知られる。経年変化により暗褐色から温かみのある茶色に変化する。
チェリー:はじめは明るく華やかな赤味を帯びた色合いをしていて、時間とともに濃い赤褐色の深みのある色合いへと変化する。きめ細かく滑らかな肌触りの木肌。まれにガムスポットと呼ばれる黒い点や線(樹液がたまった跡)がはいる。
ナラ:丸みのある木目が特徴で、大らかで雄大な印象があります。虎斑杢(とらふもく/虎の毛のような斑点状の模様)と呼ばれる独特の杢があり、表面は年月補を経て、深みのある黄褐色に変化します。木目が細かく硬いため、仕上げると滑らかな手触りになります。
タモ:伸びやかで素直な木目から、若々しく明るい印象をうける。導管がはっきりしていて触ると木目を感じる。初めはややグレー味を帯びた明るい褐色で、経年変化で黄色味をおびた褐色へと変化する。
【使用上の注意】
・安定の良い平らな場所でご使用ください
kittakiコーヒードリップスタンドは完成品をそのままお買い求めいただけます。また、店舗限定のサービスとして、仕上げ前の粗木の状態でご用意している材料の中からお好きな1枚を選んでサイズオーダーしていただくことも可能です。工房があるWOODWORKならではの楽しみ方として、より特別な1枚との出会いをお手伝いいたします。店頭でお気軽にご相談ください。
【order kittaki coffee drip stand 製作例】
ミミつきのウォールナット材で製作させていただきました。
ミミつきのナラ材一枚板でつくったkittaki coffee drip stand。カウンタートップそのものがドリップスタンドになったようなつくりです。WOODWORKでコーヒーをお出しするイベントに合わせて製作しました。
【kittaki coffee drip stand お手入れ】
kittakiは木製のベース部分と、真鍮製のスタンド部分から出来ています。どちらも使い込むことで風合いがでる素材です。そのままその雰囲気を楽しんでいただくことも出来ますし、時々お手入れをしていただくことで、風合いを残しつつ清潔に保ち、新しいときとはまた違った深みもありつつ新鮮さを楽しんでもいただけます。
店頭の、経年変化したドリップスタンド真鍮部分。
真鍮ははじめは明るい金色の輝きがありますが、時間とともに酸化して渋みのある深い金色に変化します。
研磨剤を使用して軽く研磨してみたところ、真鍮らしいつややかな輝きが少し戻ってきました。
kittakiのドリップスタンドは、直径9mmの真鍮丸棒をまげて製作しています。とても丈夫ですので、このまま研磨剤を使って磨いていただいても曲がったりすることはありません。
木部ベースには、六角ボルトで固定していますが、隅々までお手入れされたい場合は工具を使って取り外していただくことができます。
【kittaki coffee drip stand 完成品】
店頭で販売中の『kittaki coffee drip stand』完成品をご紹介します。
こちらのkittakiは通信販売でもお買い求めいただけます。ギフトラッピングも承りますので、お気軽にお問い合わせください。