幅2070×奥行270×高さ2000mm、梁下一杯に製作させていただいた本棚は、全てナラ無垢材で製作しています。この規模の本棚になると、使用する棚板もかなりの枚数になりますね。サイズを整えてほぞ組のための穴あけ加工を進めているところです。
表面のサンディング仕上げ、サイズの調整が出来たら、クランプを使って組んでゆきます。本棚は4つのユニットに分割して製作、お部屋でくみ上げをするように設計しました。
こちらが1ユニット。ほぼ同じサイズを4台組んでゆきます。
ユニットの加工が終わったら、今度はユニットすべてを組たてる「仮組み」をして、ユニットどうしの目違いをとったりくみ上げるための加工を施します。
仮組が終わったら、仕上げ塗装をして搬入日を待ちます。
搬入当日。ご納品事例用の撮影を店頭のスペースで行うために、最後の仮組をしました。この段階で納品前の最終チェックも行います。撮影しながら、どんなご希望からこの形になったのかといった、ご注文いただいたお客様についての事や、加工の際のポイントなどを話し合って共有するようにしています。
壁面収納ではご納品してしまうと背面がは見ることが出来なくなるので、記録としてもこうした加工や金物部分を撮影しています。撮影が終わったら、納品後の手順を確認しながらお客様のお住まいで運び込みやすい順番で車に積んでゆきます。忘れ物の無いように!
この後無事にご納品させていただくことが出来ました。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
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ご納品させていただいた『TANA本棚、壁面収納』について詳しくは、こちらの>>>ご納品事例のページをご覧ください。
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