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工房だより

クレセントチェア製作風景

 

 

 先日ご納品させていただいたオルタナティブテーブルとクレセントチェアのセット。新作のクレセントチェアを4台合わせてご納品させていただきました。

 

 

 

 

 クレセントチェアはWOODWORKのピコチェアから発展したデザインがベースになっています。背板(笠木)を受け止める背柱のカタチはピコチェアと同じように、床から垂直に立ち上がる角材が途中で角度をつけた形になっています。製作の際はまずこうしたチェア製作のための部材の準備するところからスタートします。
 クレセントチェアで特徴的なのは、幕板の高さを高くすることで脚貫やつなぎ貫を無くしたところです。足先まですっきりとしたシルエットになりまいした。また、ピコチェアとは対照的に背板(笠木)が丸くカーブしていて、全体の強度を高める貫の構造部分も緩やかな曲線を描いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 笠木を固定する部分は立体的な形になっています。

 

 

 

 

 

 

 スタッフで作業を分担して進めます。

 

 

 

 

 完成したクレセントチェア。背の当たる部分は自然と艶が増してゆくと思います。経年変化も楽しみながらご愛用頂けたら嬉しいです。

 

 

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【ご納品事例】

 

「メラミントップのオルタナティブテーブルとクレセントチェア」

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