ギターを引きながら、柔らかい声とやさしい風貌で、家の中で、風景の中で、
自然に歌を歌うひと、笹倉さんはそんなミュージシャン。
木の匂いのするウッドワークの地下工房で、笹倉さんと工房ライブを開催しました。
(笹倉さんの歌は>>オフィシャルサイトで試聴ができます)
笹倉 慎介(ささくらしんすけ) さん について
2008年に発表したファーストアルバム「RockingChairGirl」が高い評価を受け、
暖かみのある歌声や楽曲で日本には少ないタイプのシンガーソングライターとして、
注目を集めています。
ライブでは空間の持つ響きに寄り添う演奏スタイルをベーシックに、
繊細なタッチでつま弾かれるアコースティックギターからフラットピッキングまで
バリエーション豊かな音色と歌声が、心地よい臨場感でオーディエンスを包み込んでいきます。
2010年初夏には2ndアルバムを発表予定。
レコーディングスタジオや珈琲店を営み、生活の中で生まれる音楽と暮らしています。
笹倉慎介さんオフィシャルサイト>>http://guzuri.com/
ファーストアルバム「RockingChairGirl」をウッドワークの地下工房で流していて、
「いいなぁ」
「いいですよねぇ」
「ここで歌ってもらえたらいいなぁ、ねぇ?」
「それは、実現できたらすごい、いいですよねぇ♪」
そんな何気ない会話が、工房ライブとして実現することになりました。
ライブ当日
お昼ごろ、笹倉さんが車に機材を積んで到着、まずはコーヒーの準備から。
この日はご来場の皆さまに笹倉さん自らコーヒーをお出しすることになっていたので、
ミル、豆、カップに至るまで、こだわりのものがずらっと並びました。
「guzuri」とは、笹倉さんの運営するレコーディングスタジオのこと。
実際にこのスタジオを訪れるミュージシャンにコーヒーを供したり、カフェを開いているそうです。
地下では機械を使ったステージと、お客様にライブのあいだ腰掛けていただくスツール用の脚を準備。
スツールはお客様自身に棒を選んで頂きやすいように準備しました。
笹倉さんがいらして機材を入れての、ステージや音響セッティング作業です。
笹倉さんはご自身で音響の設備、セッティングまでをされたうえで、自分のライブを作りあげます。
シンプルなステージに見えますが、ステージの高さ、音、光・・・実際はとても細かいところまで考え、
調整をして臨まれました。
お客様がライブ中に座っていただくスツール「森スツール」は、お客さまご自身で組み立てていただきました。
(スツールについてブログ記事「ミュージシャンと家具職人」もご覧ください)
ライブ後、スツールは簡単にたたんでお持ち帰り頂きました。
お客様には前もってマイカップを持ってきてください、とお願いしていて、
陶器のカップ、紙のカップ、ボトル・・・みなさん思い思いのカップをお持ちくださいました。
笹倉さんこだわりのコーヒーを、みなさんにお楽しみ頂きました。
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