オーダー家具TANAは、基本のフォーマットに沿いながらサイズや仕様を自由に組み合わせることで、小さな棚から壁いっぱいの本棚や食器棚まで、様々な収納棚をオーダーしていただくことが可能な自由度の高い家具です。そのTANAで選べる様々な選択肢を、一つの家具にぎゅっと集めて展示しているのがこちらのTANA壁面収納。幅1200mm、高さ2300mmの同じプロポーションをベースにしたTANAが3台並んでいますが、それぞれに異なるデザインの扉や引き出しを備えていて、実際に開けたり引いたりして仕様の違いによる使い勝手の変化などを体感していただけるようになっています。
【引き違いの扉】
例えば3台のTANAには、5種類の異なるタイプの引き違い扉が付いています。
一番左のTANA下段はカマチ組みの枠に無垢材の鏡板がはめ込まれた扉。引き違い扉の中では一番手の込んだつくりになっているのがこちらの扉です。鏡板(木枠の内側にはめ込まれた板)には薄く挽いた無垢材を接ぎ合わせて作った面材を使用しています。無垢材の木目や質感が見どころの扉です。
中央のTANAは上中段にガラスを用いた引き違いの扉が入っています。上段と木枠のついたガラスの引き違い扉で丸溝の手掛けに指をかけて開けて頂けるようにしています。木枠のついたガラス引き違いの扉は中のものを見せつつほこりが入らず衛生的なので、食器棚などによくお選びいただいています。
中段のガラスそのものを直引きするタイプの扉、中のものが良く見えるので飾り棚などにお勧めです。こちらは木製の取っ手をガラスにつけてデザイン的なポイントにもなっています。
右側のTANAでは、上段に木の板の引き違い扉と使っています。フラットな木の板に丸い溝を彫り込んだだけのシンプルな扉。横に長く高さの無い収納の扉としてバランスよく見せることが出来ます。
下側に一枚入っている扉は職人のアイデアからうまれたもので、写真や絵を飾る額縁の上下に加工を施して、スライド扉のように溝にはめ込めこんで扉として使えるようにしたものです。お子さんの絵や写真、お気に入りのアートをお部屋で楽しんで頂けるアイデアです。
引き違いの扉は地震の際に開きにくい、家具の前のスペースが狭くても使いやすい、といった特徴から選ばれることが多くなっています。デザイン的な選択肢も様々にございますので、収納家具の扉の一つとしてぜひご検討ください。
お客さまの家具作りのお手伝いをさせて頂きますので、扉の仕様やサイズの考え方など、何なりとスタッフにご相談ください!
「アメリカンチェリー材のTANA見本棚」
同じTANAサンプル、アメリカンチェリーが経年変化する前の、製作してすぐのころの様子をご覧いただけます。
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「TANAご相談会」は11月30日(土)まで開催中です。
店頭のサンプルを見ながら、スタッフがお客さまの欲しい家具を形にするお手伝いをさせて頂きます。
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サイズや仕様から設計をはじめるオーダー家具「TANA」については、メールやお電話でお気軽にお問い合わせください。
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店頭では家具、素材や塗装のサンプルをご覧いただけます。
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