TOPへ

工房だより

「 メルクシパインボックス 」ワークショップ

完成したお客さまの作品

 

 

 「週末大工」キットとして販売もしているメルクシパインのBOXをつくるワークショップを開催しました。
 工房で開催するワークショップとしては久しぶりに、機械サンダーや鉋も使う本格的な木工ワークショップです。
 ベースになるメルクシパイン集成材BOXは、縦横が400m、奥行300mm。雑誌やワインボトルなどが収まる、収納の基本的なサイズになっています。このBOXにキャスターやフックなど、お好みのパーツを追加することで、オリジナルのBOXが完成します。

 

 

 

 

 ワークショップでは、組み立てを始める前にどんなBOXにしたいかをパーツを見ながら考えて、かんたんな設計図(オプションパーツのオーダー表が一緒になっているもの)を描いていただきました。これはオーダー家具をご注文いただく際のプロセスにも少し似ていて、これから作る家具の完成形を楽しくイメージしていただきたいとご用意しました。

 

 

 

 

 今回ご参加いただいた方々は、お二人ともWOODWORKのワークショップは初めてでしたが、もともと作るのがお好きだったりと腕に覚えがある方々で、職人もほんの少しお手伝いやアドバイスするぐらいでとても上手に作りすすめていただいていました。BOXは4枚の板をビスで固定するだけのシンプルなものなので、一つ一つの工程を丁寧に作業することが質の高い家具になる大切なポイントになります。お二人とも手鉋(てがんな)も電動サンダーも上手に使いこなされて、きれいなBOXに仕上がっていました。

 

 

 

 

 選んだパーツを付ける位置を指金(さしがね)で測っているところです。職人必須の道具の一つでもある指金も、使い方をお教えしながらお客さまご自身で加工を進めていただきます。

 

 

 

 

 最後は塗装作業です。マスキングテープを使ってお好みのデザインに色を塗り分けていただきました。マスキングを剥がす楽しくて緊張の瞬間。きれいなラインが現れるたびに周りの職人みんなで大いに盛り上がりました!

 

 

完成したお客さまの作品

 

 

 この度はご参加くださいまして、ありがとうございました。どうぞ楽しみながらご愛用ください!

 

 今回初めて企画したワークショップでしたが、思っていた以上に作りごたえのある内容になりました。ご参加のお二人にも楽しんでいただけたご様子でよかったです。お手伝いさせていただいた職人も楽しい時間をご一緒できました、ありがとうございました。「メルクシパインボックス」ワークショップはパーツや塗装を変えたりすることで変化してゆく可能性のひろがるワークショップだと思います。また次回も工夫を凝らして開催させていただきますので、皆さまぜひご参加ください!

 

 

 ◎「メルクシパインボックス」ワークショップ

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

〔メルクシパインボックスキット〕

メルクシパインボックスキットはONLINE STORE「maker’s market」でも販売しています。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

〔メールマガジン〕

WOODWORKで開催するイベント、展示企画などについてはメールマガジンでご案内しています。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

《CATEGORY》

 

《ARCHIVES》