お店のショーウィンドウの向こうで桜の樹の何本かが満開になっていました。お昼休みに見に行くと鳥についばまれたのか少し花が落ちていました。
さくらの花びらの色が開花後に変化するとどこかで聞いたとおもって調べてみると、花びらの中心にピンク色の色素(アントシアニンという成分)が集まってだんだんと中心の色が濃くなるのだそうです。木材としての桜の色を赤くしている主な成分はタンニンなので、花の色と木材の色に直接の因果関係は無さそうすが、黒い枝先に咲く小さな花の繊細な様子と、桜材のもつ優美な雰囲気には何となく共通点を感じます。
さくらと桜(本桜のカッティングボード)とサクラ(アメリカンチェリー材のテーブル)です。
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