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THE COFFEE CUPS 始まりました

　いよいよ、「THE COFFEE CUPS」始まりました。
　3つのテーマに沿って、でもブランドやルールにはとらわれずに、面白い、魅力的と思うカップを自由にセレクトしてみるところから始まったコーヒーカップス。いろんなカップが届くたびに、20代から50代までいるWOODWORKのスタッフそれぞれが、子供のころの思い出や好きなカルチャーにつながるカップを見つけて大盛り上がりでした。

　今回Welcome COFFEEでは、セレクトしたカップに合わせたブレンドをご用意しています。
　セレクトのテーマは3つ。北欧、昭和レトロ、アメリカンダイナーです。
　店頭のTANA食器棚には北欧ヴィンテージのカップを並べました。（たっぷりと食器が入っていると、やっぱり食器棚も引き立ちますね、とてもいい感じです）北欧のテーマに合わせてご提供するのは、「エチオピアナチュラル＋コスタリカ」の北欧ブレンドです。
　北欧セレクトの中からWelcome COFFEEでご提供用に選んだのは、フィンランドの陶器メーカーArabiaの中厚口で口元のみ広がるデザインのカップ。この形は「ほどよい酸味を感じやすい」「香りも広がる」という特徴を持っています。そこで北欧ブレンドは、華やかで甘い香りのエチオピアナチュラルと、甘さの中に酸味を感じるハニー製法のコスタリカを合わせて、すっきりとした後味が特徴のブレンドに仕上げました。

　昭和レトロをテーマにセレクトしたカップは、厚さも形も様々なので、バランスの良いブレンドをご用意しました。薄口で口の広がるタイプのカップは「香りが広がる」「酸味を感じやすい」という特徴があり、厚口でストレートタイプのカップは「コクを感じやすい」「苦み、甘みを感じやすい」という特徴があります。ラズベリーのような甘酸っぱい香りのエチオピアと、しっかりとしたコクと後味の甘さが特長のグアテマラのブレンドは、どちらのタイプのカップでもそれぞれに美味しく頂ける、バランスの良い「昭和レトロブレンド」です。

　そしてテーマ、アメリカンダイナーでは、ファイヤーキングのカップにシゲルさんが焙煎から手掛けてくれた「アメリカンダイナーブレンド」を淹れてご提供します。ファイヤーキングの厚口でストレートタイプのずっしりしたカップは「コクが出やすい」「苦み、甘みを感じやすい」という特徴があります。ブラジル、コロンビア、エルサルバドル、と3種類の深煎りの豆で、香ばしい香りとしっかりとした苦みが特長のブレンドに仕上げました。少し低温で抽出して、コクと甘さを引き出します。