日々何かに挑戦するタイミングはどのくらいあるのでしょうか。
仕事でもプライベートでも、小さい挑戦を含めれば本当はたくさんあるのかもしれません。
その中で、自分はこうやって進んでいこうと道を選ぶ瞬間が挑戦の一歩だと感じます。
WOODWORKの製作を手伝ってくれている栗原は、カフェでバリスタとしても働いています。
その彼女が、自分の技術を試すために大会に出る挑戦をしました。
大人になって大会的なものに出る事はそうそうありません。
だから実感がない僕は、単純に凄い、頑張れ!と部活の試合のような感覚で感じていました。
でも、そんな簡単な事ではなく、色々な要素がそろわないとその選択はきっとできなかったのだと思います。
彼女にとっては挑戦するタイミングを見落とさなかったのだと思います。
それが一番のポイントで、なぜ挑戦するか?
彼女が決めた挑戦の価値があったのだと思います。
大会に出なくたって上手にエスプレッソを淹れる人もいるだろうし、おいしいエスプレッソのための技術はそこではない、という人もいるかもしれませんが、自分が何のために出るかはっきりしたものがあったのだと思います。
それはとてもかっこいい事です。
挑戦する行動の前に、色々言われたり、挑戦しない理由が先に来て、自分自身との戦いみたいな壁があるじゃないですか。
まずはそこを乗り越えてからが挑戦の始まり。
モヤモヤ考え込むタイプの自分にとっては、非常に勇気をもらい、WOODWORKの皆にも自信を与えてくれたのではないでしょうか。
WOODWORKがWelcome COFFEEを作るきっかけも、そんな彼女がいたからだと言えます。
エスプレッソマシーンを使いこなすバリスタはたくさんいると思いますが、鉋を使えるバリスタはWOODWORKのバリスタしかいないのではないでしょうか。
僕もWOODWORKも、日々挑戦です。
藤本
工房だより │ WOODWORKから,Welcome COFFEE