週末、AIDAHOさんが設計に携わっている販売物件の見学会が開催されます。
販売を手がけるのはリビタさん。「ReBITA(リビタ)」という社名には、「くらし、生活をリノベーションしたい」という想いが込められていて、リノベーションを通して様々な生活のあり方を提案されています。
この石神井台の物件には、2階建てだけれど1.5階(中間階)があります。家族の誰かと誰かがそれぞれ過ごす居場所になったり、今と10年後で全然違う使い方ができたりする、住まいが多様な暮らしを受け入れる寛容な器になるような、そんな場所です。
“私たちは住まいについて、均質な広い空間や全てが明るい空間をつくることは、実は不自由なのではないかと考えています。光があるから影が映えるように、例えば開放的な場所と閉鎖的な場所や、明るい場所と暗い場所が共存しその振れ幅があることで、多様な暮らしを支えられるのではないかと思います。”というAIDAHOさんの言葉通り、変化のある暮らしを楽しとして受け止めてくれるような住まいになっています。
見学会に合わせて置いていただいているFACTORY RACK。針葉樹合板を用いた素材感だけでなく、家具そのものが用途や、使う人の要望に合わせて様々に変化することができる自由度の高い家具です。そうした家具としての可能性からも、この住まいと相性がよくしっくりと収まっているように思いました。
明日、明後日と見学会があります。ぜひどうぞご覧ください。
写真:Takuya Furusue
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