寒冷な台地で育つナラは非常にゆっくり成長します。年輪をご覧いただくと、1年分の幅は1mmあるか無いかしかありません。そのため北海道でも大きなナラは貴重で、いまでは一部の限られた森でしか見ることが難しくなっているそうです。
この3枚接ぎ天板の、外側の板の年輪を数えてみると、数えられるだけで160年以上あります。壁に立てかけた時の緩やかな台形の形は、樹がしっかりと大地に立っていた様子を彷彿とさせて、なんとも雄大に感じられました。
穏やかな丸みのある木目、これぞ虎斑杢と言うにふさわしい杢がしっかりと入った様子はいかにもナラらしい、力強い印象の天板に仕上がりました。
幅はやや狭めですが長さがあるので、ゆったりとした4人から6人掛けのテーブルに程よくお勧めです。どんなお部屋にも合わせやすい形と色合いですので、是非一度店頭でご覧いただければと思います。
◎ナラ 三枚接ぎ天板 (N11-20) お買い上げいただきました、ありがとうございました。
サイズ 長さ1930×幅720~850×厚49mm
・脚部のデザインや樹種は自由にお選びいただけます
・オイル塗装で仕上げています。時間とともにより濃い褐色へと変化します
・メンテナンスについては「家具のお手入れ」をご覧ください
表面の節や、ミミの部分の虫食いの穴は樹脂で埋めることもできますのでご相談ください。
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そのほか、無垢天板の選び方、ご購入からお届けまでについて詳しくご紹介したこちらのページもご覧ください。
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