ライブや出張カフェ、というと、どちらかと言えば「イベント=お祭り」のようにできるだけ特別なものを作ろうとすると思うのですが、今回はもう少し複雑です。
宮内さんは、音楽の楽しみ方のひとつとして「家具がそこにあるように、気がついたら流れているような、自然に心地よいもの」として音楽を楽しんでほしいとおっしゃっています。
飯高さんの器は、日々つかう食器として使いやすくさりげなく美しい。その器でお出しするのは、koushaの宮崎さんがつくる、体によいものをきちんと美味しくつくってあればそれ以上に余計なものはいらないと感じさせるお菓子や飲み物です。
そして私たちがつくるのは家具。出来るだけ質が良い素材を選ぶこと、使い勝手が良いこと、それは特別なことではなく、家具をつくる多くの職人と同じです。
この三者に共通して根底にあるのは「何気なくそこにある心地よさとは何か?」という問いかけです。
その三者が集まって、特別な空間や特別な趣向をご用意しておいて、「でもその楽しさを自然なことと感じてほしい」と主張する、ある意味でだいぶわがままなイベントになりました。
どんなふうに感じていただけるか。
どんなふうに楽しんでいただけるか。
ぜひひととき、WOODWORKので時間を過ごして頂けたら嬉しいです。
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