『コーヒーを楽しむ5日間』に合わせて開催した『kittakiコーヒードリップスタンドをつくろう』ワークショプ。昨日と今日の2日間、合わせて6時間をかけて、オリジナルのドリップスタンドを製作していただきました。
まずは素材選びから。ご用意した様々な板の中から、ミミの有る無しや色合いなど、板の個性を見て、真鍮のパーツをつけた完成形をイメージしながら選んでいただきました。
1日目は、ベースの木の部分に1回目の塗装を施すところまで作業します。表面に電動サンダーでヤスリ掛けをして、滑らかに整えていきます。
表裏の仕上げが終わったら、真鍮のパーツを取り付けるための穴をあけて、塗装をする前に焼印を押します。
焼印は押しすぎると全体が焦げてしまうし、押しが足らないと柄がぼやけてしまいます。何度か練習して力加減をつかんでいただいてから本番を押していただきました。アルドボスオイルを塗装して、初日の工房での作業は終了しました。
2日目は、kittakiドリップスタンドの仕上げと、いよいよ皆さんが製作したドリップスタンドを使ってハンドドリップしていただきます。
オイルを塗った木のベースは、少し毛羽立ちが出ているので、仕上げ塗装の前にもう一度細かい400番の紙ヤスリでサンディングをして、今度はビボスオイルを塗装します。
塗装をしたら、乾くのを待つ間に木のコースターをつくります。
コーヒーを淹れた後に、カップとお菓子を置いたりできるトレーをイメージして板を選んでいただきました。コースターもドリップスタンドと同様に、サンディング、焼印押し、オイルを塗って仕上げます。
そして作業のあとのコーヒーの時間では、最初にコーヒードリップの実演をご覧いただいてから、皆さんご自身のオリジナルドリップスタンドでコーヒーを淹れていただきました。
栗原さんのコーヒーへの思いや、コーヒーを楽しむこと、コーヒーの奥深さについてきいていると、また豆の話になったり、道具の話になったり・・・いつまでも話が尽きることがありませんでした。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました!
コーヒーと、kittakiコーヒードリップスタンドと、それぞれの魅力を私たちも再認識させていただいた、大変に楽しく発見のあるワークショップになりました。
これから、世界に一つのkittakiコーヒードリップスタンドでコーヒーの時間をより楽しんでいただけたら嬉しいです!