工房では、一つの家具のための作業を全員で分担することもありますが、多くの場合それぞれが違う家具や小物づくりをしています。
一見バラバラに作業をしているように見えて、そうしたときも、材料の準備、製材、加工、仕上げ、塗装と、違う作業、異なる工程を進めながら、密にコミュニケーションを取り合って、お互いの作業に協力して連携を取りながら製品づくりを進めています。
FACTORY RACKを製作中
藤本くんがカットしているのは去年から試作を重ねてきた「FACTORY RACK」。針葉樹合板とスチールパーツをつかった新しい収納家具になります。店頭用のサンプルづくりに取り掛かりました。
ぱたむレッグスを製作中
直井君は
パタムレッグスを製作中。作業台の上に積んだ部材は全部でパタムレッグス一対分。組む前にそれぞれに必要な加工を施しておきます。冶具に固定した部材は天板がのる部分で、滑り止めの革ひもを埋める溝をルーターを使って掘っているところです。
木製靴べらVEMを製作中
栗原さんは
靴ベラVEM(ベム)のスタンド(台)を製作中。スタンドには重りを埋め込んであり、今は埋めたあとをふさぐ木栓(もくせん)をカットしているところです。
タモ3枚接ぎ無垢天板の仕上げ中
鈴木君はタモ3枚接ぎ無垢天板の仕上げをしていました。長さが2300mm以上あるとても大きな無垢天板。脚部にはウォールナット材のフレキシブルレッグスがつきます。
四者四様な今日の工房です。