仮仕上げというのは、ストックしている無垢天板で仕上がりの様子が見てみたいというご要望があった時に、研磨と一度目の塗装までを施してお客様にご覧いただけるようにすることです。
ミミつきの無垢天板は、普段は研磨も塗装もしていない状態で保管しています。その中から、お客様のご希望に合いそうなものをスタッフが探してお見せします。何枚かご覧いただいて、気になる天板があれば、さらに仮仕上げをしてご覧いただく、というのが天板を選んでいただくときの流れになります。
仕上げる前と後では、板の表情はガラッと変わります。
お客様のイメージ通りでそのままお買い上げいただくこともあれば、思っていらしたイメージと合わずにキャンセルされる場合もあります。気になる天板が2枚のときは、2枚を仕上げてよりご希望にあうものを選んでいただくようにもしています。
仮仕上げをすると、その板の個性が判ります。また、見えていなかった割れが現れたりして板の状態の確認もできるので、スタッフどおし、
「この板の雰囲気はお客様の好みに合いそうだね」とか、
「ここに節があるから、お客様にも確認してみてね」といった情報交換をして、お客様にお伝えしています。
「仮仕上げ」はお気に入りを見つけていただく方法のひとつです。世界に二つとない家具になる無垢天板をお探しの際は、仮仕上げについてもぜひお気軽にご相談ください。
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