今年2月に入荷したロシア産のクルミ、いよいよ仮仕上げを始めることになり、
作業に先駆けて、サイズと変形がないかなど、状態のチェックをしました。
天板には、製材後の一次仕上げとして荒いサンダーをかけてあります。
今の状態でも、本来の少し赤味がかかった褐色や、木目の表情などはなんとなく感じられますね。
WOODWORKの家具でも多く使っている、北米産のアメリカンブラックウォールナット材も同じクルミ科です。
一見まったく違う木に見えますが、よく見ると木目の雰囲気やシラタがくっきりと白くてきれいな様子などが
よく似ています。
また、ロシア産のクルミも時間とともに温かみのある魅力的な色合いへと経年変化していきます。
ブラックウォールナットに比べるともともと色が明るいので変化の幅は少しですが、
そうした様子を見ると、二つの樹は親戚なんだなと思います。
テーブルやデスクの天板として、ウォールナット材の脚を合わせていただくのも良さそうです。
長さを活かしてカウンタートップなどとしてもお勧めです。
いつでもご覧いただけますので、気になるものがあればぜひお気軽にスタッフまでお問い合わせください。
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