工房だより

　
　　
小ぶりなナラの一枚板天板をまとめて仕上げました。
　　
マンションなどのダイニング用としてご要望の多い、少し小ぶりなサイズをお探しの方にお勧めです。
厚みはほどよい48mm。形も整った長方形をしていて、モダンで現代的な一枚板天板のテーブルになりそうです。
　　
　　
　　

　　
　　
このナラ材は北海道産。
北の大地でナラはゆっくりゆっくり育ちます。
木口（断面）を見ると、1mmほどの間隔で年輪がびっしりと刻まれていて、数えられるだけで樹齢は180年以上ありました。
　　
　　
WOODWORKはリニューアルから5年。母体の下甚商店の歴史を合わせると115年になりますが、
それよりもさらに長い時間をかけて、この大きさまで育ってきたんですね。
　　
小ぶりでも、緻密な木目の中に美しい、これぞ”虎斑杢（とらふもく）”
という杢があらわれた様子は、存在感たっぷりです。
　　
　　
　　

　　
同じく北海道産のナラ材天板です。
　　
こちらは、中央の変化に富んだ丸みのある板目が、いかにもナラらしい、おおらかで力強い表情をしています。
赤身からシラタにかけて、明瞭な色の変化がきれいで、一枚板ならではの表情をお楽しみいただける一枚です。
　　
奥のほうに見える節は姿が良いので、この天板の個性として、そのままに仕上げることにしました。
　　
天板はお店に展示しています。
ほかにも、同じ丸太からとれた一枚板やはぎ合わせの天板もございますので、ぜひ、店頭でご覧ください。
　　　
　　
　　
　◎ナラ一枚板天板　（N11-11/　上写真）　　　幅1550×奥行690～770×厚48mm　
　　
　◎ナラ一枚板天板　（N11-12/　下写真）　　　幅1470×奥行660～730×厚48mm　
　　
　　　
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