去年買いつけたウォールナットの無垢天板が届き始めました。
先日社長が買い付け先の旭川で、サイズや仕上げ方を確認してきたものです。
丸太3本分の板が、これから続々と入荷してきます。
まずは一枚ものから。
あとから、同じ丸太の材から接ぎ合わせた天板が、出来たものから順番に送られてくる予定です。
今回は一本の丸太から、それぞれ板が8~9枚とれました。
その中で幅広で状態の良いものが一枚板天板になります。
特に、「芯のちょっと外側」はいちばん幅広の、マグロで言う「大トロ」が取れる部分。
それぞれの丸太の一番いいところです。
いまお店には、2枚ほど、長さのある一枚板が入ってきています。
上の写真はそのうちの1枚。幅750で長さは2600mm以上あります。
同じ丸太からとれた板でも、状態に合わせて思い切ってカットすることもあります。
2枚目の写真の天板は、もともと2.7メートルの長さがありましたが、
先の方に鉄線(※)が入っていたため、そこはカットして、良いところを残して仕上げることにしました。
長さ1800mm、幅は800mm以上あります。
4人掛けであれば、奥行きも十分でゆったりとしたダイニングテーブルになります。
丸太の外側になるにつれて、天板はだんだんと幅が狭くなります。
ちょうど、このところお問い合わせも多い、小ぶりなテーブルに出来そうなものが何枚かとれました。
写真は丸太のいちばん外側の一枚。幅は550~690mmです。
一枚板天板のローテーブルにいかがでしょうか。
これから大きなサイズの接ぎ合わせ天板なども入荷してきます。
色々なサイズの天板がご覧いただけますので、ぜひこの機会に店頭でご覧ください。
※鉄線
アメリカンブラックウォールナットは、アメリカ北部からカナダにかけて産出します。
くるみを採るために植樹されたものもあれば、農場の中に自生しているものなども、
材料として出荷されます。
まれに、若木のころに巻かれた鉄線(有刺鉄線)が、
育つにつれて木の中に取り込まれて、それが切った時に中から出てくることがあります。
工房だより │ 無垢天板最新ニュース