映像製作:岡 篤郎
前回の「こうぼうのおんがく」からまだ数ヶ月しかたっていませんが、
宮内君も全国ツアー終えたり、岡さんも数々の仕事を手掛けたり、
長沼君もいくつもお店をデザインしたり、皆さんそれぞれ多忙な日々を
過ごしていたようです。
そんな皆さんが、久しぶりの打ち合わせでそろった時には、
それぞれが2回目の「こうぼうのおんがく」に対して新しい思いを持っていました。
「前回の良いところを残し、足りない部分を補い、新しい事を考えましょう。」と、
あたり前の進歩ではなく、この「こうぼうのおんがく」は、実験的企画でもありますので、
型にはまらず挑戦していこうと言う思いを、今回は前に出した内容になっていると思います。
イントナルモーリって?
ただ言えることは、非常に言いづらい名前であると言う事。
僕のコメントを見ていただくと、お分かりになると思います。
そして、とても不思議な楽器です。
電機や、電波は全く使わず、「音」とは?と尋ねられているような楽器です。
世の中の無数の音が、人によって物にされ、それが楽器になります。
楽器は家具ではないですが、奏でられた音楽は家具同様、人の生活に密接に
関係しているものです。
ある音楽家の考え方では、音楽を家具に例えることもされています。
何となく哲学的ですが、ただ、こうぼうのおんがくで皆さんと過ごせる時間は、
複雑な思考はいっさいなく、目のまえで体感する音楽とものつくりの時間を
多くの方々に楽しんでいただきたいと思っています。
少し、不安もありつつ・・・
僕たちも楽しみたいと思います。
ぜひ、お待ちしております!
藤本
工房だより │ イベント,「こうぼうのおんがく」