ナラの3枚剥ぎが仕上がりました。
仮仕上げなので長さはカットしていません。
なので、2100mmぐらいまでは長さに余裕があります。
やはりナラは、落ち着いた色に仕上がります。
タモ、セン、クリは明るい印象がありますが、ナラは始めから渋みがあり、
さらに経年変化をおこすことで、より渋みが増して良い表情に変化していきます。
最近では、床材で使う方も多いと思いますが、いいですよね。
そんな家に自分も憧れています。
そのほか特徴としては、立ち木の時についた薄皮の虫食いの跡が残っています。
薄く迷路のような柄で、これも面白い表情となっています。
削ってしまうこともできるのですが、あえて残しました。
自然が造る形には、果てしない時間がかかっていて、その時間を家具として使うことは、
とっても贅沢なことだと思うので、そうしました。
育った経緯も、木という素材の大きな魅力だと思います。
ぜひ、この板を見にいらしてください。
藤本
(上の写真をクリックして頂くと、大きな画像でご覧いただけます)
なら3枚接ぎ天板 (品番/N11-22、仕上前サイズ/長2180×幅850~950×厚50mm)
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