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工房だより

待ちに待ったナラの無垢天板


 
3年前に北海道へ仕入れに行った際に丸太で買い付けたナラ材が、
自然乾燥と人工乾燥を経てようやくWOODWORKへとやってきました。
 
スタッフ全員で仕入れに行った昨年、経過を見せて頂き
その質の良さに一同大興奮したナラ材との久々の再会です。
 
今年の仕入れ時に、一枚板で使う長さ、接ぎ合わせはどの板とどの板を合わせて
何枚で接ぐかなど、加工の指示を出し、最終確認をしたものが、加工を経て届きました。
 
 
実はこのナラは、北海道の仕入れ先の担当の方から
「とっておきの道産のナラがあるんですよ」とかかねがね伺っていた一本でした。

「もう見れますか?」「まだまだ、あと1年は寝かせないと」と
ようやく対面出来たのが3年前。
 
その後も、ことあるごとに様子を教えてくださるほど担当の方も
仕上がりを楽しみにしながら面倒をみていただいているのをとても感じました。
 
ナラは割れが入りやすい材なので、小口に新聞紙を張り付けて割れないよう
細心の注意を払いながら乾燥させてくださいました。
 
仕入れ先の方々も、もちろん私たちも、本当に長い間仕上がりを楽しみに待ち望んだナラの板の入荷です。

一枚板は、幅はそれほど広くはありませんが、長さが1900㎜位のものが
多く入りました。
厚みも十分、木目もとてもきれいで状態のいいものが揃っています。
もちろん、一枚板ならではの存在感があります。
 
そして、WOODWORKでは初めてのナラ材の接ぎ合わせ天板。
同じ丸太から取った板を合わせて1枚の天板にしているので
木目や色味が揃った綺麗な天板に仕上がりました。
 
4人~6人掛けに程よい長さ、そして剥ぎ合わせの良さでもある900㎜以上の
幅広の天板が多数揃っております。
中には、虎斑杢(トラフモク)が全体に入っているものもあり、
一枚板にも劣らない魅力があります。
 
 

そんな魅力的な一枚板や接ぎ合わせがたくさん届きました。
私たちも待ちに待った、まさに秘蔵っ子的なナラの無垢天板です。
 
北海道でも長い年月を、大事に見守っていただいたこのバトンをしっかりと受け取って、
WOODWORKでも心を込めて仕上げお客様のもとへお届けしていきたいと思います。 
 
これから順々に加工し、オイル塗装まで仕上げたものが店頭に並んでいく予定です。
仕上げられた天板を見るのが私たちもまた楽しみです。 
加工前の板からお選びいだたくこともできますので、ご覧になりたい方はお気軽にお声掛けください。 
 
  
 >>WOODWORKの無垢天板

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