本日は、梅雨を楽しむためのワークショップ、「世界に一つだけのビニール傘をつくろう」を開催しました。
気付けば、色々な所で購入していたり、どこかで失いがちなビニール傘に、思いこめた柄をつけて、愛着ある傘に生まれ変わらせられれば…という思いからスタートした企画です。
まず、工程の説明をレクチャーします。
この時は、いつも緊張感がピンと張りつめています。
皆さん持参のビニール傘…以外の傘もありました。
これを、せっせと外します。
傘の柄は、板から自由な形を作り出す方法と、綺麗な形の百日紅、香節を削り形を整える方法を用意させて頂きました。
製作に入ると寡黙に作り込む時間や、参加者の皆さんがお互いの様子を話し合う時間など、和やかな時間に変わっていきます。
どんどん形、全体像が見えてきて、「おおっ!」と喚声も起こります。
出来上がった特別な傘を、交換しながら持ち味を味わい皆さん納得、満足のいい顔をされていました。サポートしていた私達も興奮しつつの作業でした。
ある程度の決まった形を用意しておく内容ではなく、前回のワークショップと同じように、自由さを織り交ぜる内容でしたので、各々の機械待ち時間がかかったりはしましたが、皆さまにも満足して頂けた様子を伺えました。
皆さまもいい笑顔で終え、私達も一緒に楽しめたとてもいい時間を過ごせました。
朝早くからのご参加をありがとうございました。雨降る日を楽しんで頂ければ幸いです。
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