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工房だより

げん木のくるま


 
げん木の車を作り続けて約二ヵ月たちました。
作業は、少しづつですが進んでいます。

ウッドワークのスタッフだけでなく、お手伝いに来て下さるお客様も
連休前は、持ち帰って「宿題にします!」と20個も仕上げて来て下さいました。

本当にありがとうございます。

自分達の考えで始めた事ですが、その枠を超え、作られる方の
強い気持ちがこもった、げん木の車が出来上がっています。

先日、第一弾として、『negau.org こども支援プロジェクト』134台を送らせて頂きましたが、
negauプロジェクトの方より、その後のご連絡を頂きました。

プロジェクトでは、「笑顔袋」と名付けた袋に、送られてきた物を分け、
被災地へ届けるとの事でしたが、げん木の車もその笑顔袋に入れられ、被災地へ
届けられたようです。
 
その様子は、negauプロジェクトのブログに載っています。
届けられる場所の詳細も載っていました。

世の中は少しづつ、色々な事が進んでいます。
ただ、時間が過ぎることで、何かに慣れていく自分がいます。
世の中が平常を取り戻すと、あの時感じた気持ちを、つい忘れてしまいそうです。
でも、駅や、お店は、まだ節電状態であり、ニュースでは被災地、原発のことが
絶えず流れます。まだまだ長い道のりです。
だから、木の車に触れるときは、あの時の気持ちを忘れずに思いを込め、作っていこうと思います。

このような支援プロジェクトが、またどこかで始まり、
そして、どこかで人を笑顔にしているんでしょう。
それが、復興を後押しし、一歩一歩繋がっていくのだと思います。

次は、7月に第2弾の支援プロジェクトを進められるようです。
またそちらで、お手伝いができればと思っています。

 
 
藤本
 
 

 
 
 
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