大変に希少な、特別な一枚板天板、「本桜」と「ナラ」が仕上がりました。
「本ざくら」は本来「山桜」という名の通り、品種改良された鑑賞用ではない桜の樹で、山間に育ちます。
キメ細かく滑らかで美しい木肌とは裏腹に、外皮は厚くごつごつとしています。
荒々しい幹に可憐な花を咲かせる山桜は、古くから日本人に愛され大切にされてきた樹です。
こちらの天板ほどのサイズになると、切られる前も相当に大きく見事な樹であったことでしょう。
この天板のこれほどの大きさと、時を重ねた年輪、木目が放つ存在感は圧倒的で、畏敬の念さえ感じさせます。
テーブルの天板としてだけではない、一枚板という特別な素材がもつ魅力を感じていただけることでしょう。
ウッドワークへお越しいただいたお客様、皆さまに、ぜひご覧いただきたい一枚です。
なら一枚板天板ダイニングテーブル
ならは大きく育つ木ではありますが割れが入りやすいため、このように幅広で良いものは大変に希少です。
その広い木口を、非常に緻密で細かい年輪が隙間なく埋め尽くしています。
木が生きてきたのと同じだけ、使い続けていただける家具になるように。家具を作る者誰もがもつ願いです。
このならの天板が生きてきた時間は、お客様からお子様、お孫様の代までも続くような長さかもしれません。
この板からはそんな雄大な時間が流れる、北の大地を感じることができるように思います。
こちらも、ウッドワークにいらしたお客様、皆様にご覧いただきたい天板です。
※本桜、ナラとも、お買い上げいただきました
ウッドワークでつくる一枚板天板について、「無垢天板」のページで詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください。
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