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工房だより

北海道へ

3日間臨時休業させて頂き、ウッドワークスタッフ全員で
仕入れと研修を兼ねて北海道へ行ってきました。

まず、いつもお世話になっている木材屋さんの広い工場を案内して頂き、
丸太の状態のものや、家具材の加工、接ぎ合わせの加工なども見せて頂きました。

 

 
そして、前年買付け、乾燥をお願いしていたものの状態を見て、
加工の指示を出す墨付け作業。
長さや、どの板とどの板を合わせて3枚接ぎ天板を作るかなどもここで指示をします。

  


 
今年新たに買付けたものは、「もう来年以降このクオリティーのものが取れるかわからない」と
木材屋さんが口を揃えて仰るほど、質、サイズ共に自信をもってお勧めできる板を仕入れることができました。 
今回はウォールナットやナラ、センなど、どれもツブぞろいです。

 

 

しかし、これから何年か乾燥させるので、ウッドワークへやってくるのは
まだしばらく先ですが…
 
 

仕事を終え、立ち木を見たいということで、森林公園へ。
ナラ、ニレ、くるみ、ヤマザクラ、クリなど、天板としては馴染みがあっても、
生えている姿を見るのは初めてのものも多く、葉や樹皮や枝の付き方などを、
理科の授業みたいにみんなで観察しました。

 
仕入れの際、工場の方々に質問したり、加工の工程を見せて頂いたこと、
東京ではなかなか見ることができない立ち木の姿を見たことで、
作り手はもちろん、お店のスタッフにとっても、かなり勉強になりました。

家具材ひとつにしても、丸太から板の状態になるまでには、たくさんの工程があり、
そこにはそれぞれのプロが関わっていて、御徒町のウッドワークに届いていることを
改めて実感しました。
 
作り手は加工に活かし、お店側はお客様へお伝えしていきたいと思います。

WOODWORK 齊藤

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