以前より取り扱っている KoitoYaさんの木のお皿「契(ちぎり)」
いつもは、入荷枚数が少量なので、すぐに無くなってしまうのですが、
今回はたくさん届きました。
「契」は、板のはがれや割れを抑える鎹(かすがい)の役目を果たす
硬い木でできたパーツのことで、WOODWORKでも無垢天板の加工や意匠
として用います。
このお皿では「契を結ぶ」という縁起の良さを願って
意匠、デザインとして取り入れられており、
贈り物としてもお喜び頂いています。
2枚の材質の違う板をはぎ合わせ、ろくろで挽いているのですが
なかには写真右(Sサイズ)のような、ナラ材に
赤身と白太を持ち合わせたカバ材の組み合わせなど、
まるで3種類を接いでいるかのように見えるお得(?)な一枚も
あったりします。
同じ樹種といえども、色味や木目にそれぞれ個性があるのは
天板のように大きなものでも、お皿のように小さなものでも
一緒です。
「目が合ったから…」「御縁を感じたから…」「直感で…」
何かを購入するときよく言ってしまうフレーズですが、
自然の素材でできたものだと特にそう感じます。
たくさんあるうちですと、何枚かの中から見ていただく
ことができますので、ぜひ気に入った表情の一枚をじっくり
お選びください。
「契(ちぎり)」(S) ¥6,300-
(M) ¥8,400- (税込)
作家紹介 「KoitoYa」
岐阜県にて活動。地域材の使用を前提にし、「バランス」を求めて家具、
雑貨のデザインを行っています。
屋号の由来は、飛騨萩原につたわる「鯉と矢」の伝説から決まりました。
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