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工房だより

ブラングィン+WOODWORK

最後の組み上げ作業です。

座面部のはぎ合わせと、取り付け作業になります。


  

 

 
鈴木君が初めのブログでお伝えしたと思いますが、
このベンチの製作にあたって細かい図面はありませんでした。

写真を見ながら作れば、そう困難ではないのかな?と思いますが、
重要なのは組み上げていく技法です。

専門的に言うと、仕口(しぐち)と言います。

(部材を直角またはある角度で接合すること。また、その接合部分。 )

この形を作るために、どんな仕口で納めていくかをイメージしなくてはなりません。
 
そうですね、例えば、ある料理の写真があって、食べたことのない国の料理です。
それを、作ってみてくださいと言われたらどうでしょう?

どんな調味料が使われているのか?
写真を見る限りこれは、ほうれん草か?小松菜か?
そして味付けや、調理方法は?

そしてイメージして作ってみます。
さて、その料理はどんな味になるでしょうか?
レシピがない料理を作るのは至難の技ですよね。
 
でも、そこでプロは経験や、かんで、サラっと作ってしまうのでしょう。
もしくはそこでオリジナリィティが加わりより良いモノができたり。
 
本当、よく頑張って作りましたよ。

さて、もうすぐ完成です。

そして、もうすぐフランク・ブラングィン展です。
 
 
 
ブラングィン+鈴木(直井)レポート

藤本

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国立西洋美術館開館50周年記念事業
「フランク・ブラングィン Exhibition of Frank Brangwyn」

◎会期:2010年2月23日(火)~5月30日(日)
◎月曜休館(ただし3月22日と5月3日は開館、3月23日(火)は休館)
◎開館時間:9:30~17:30 ※毎週金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)

http://www.fb2010.jp/
 

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