TOPへ

工房だより

「小テーブルを作ろう ワークショップ」 開催

朝から強い日差しが照りつける中、お店の中の外もお掃除して、皆様のいらっしゃるのを待ち受けるWOODWORKスタッフ。今日は私たちにとって初のワークショップ開催です。

とはいえ、日々行っている作業を皆様にも体験していただいて、木の家具の魅力の「ツボ」をお伝えしようというのが今回のワークショップ。
過去にも、塗装実演を会したり、工房紹介をしたり、店長もスタッフもある程度イベント経験があるので、準備万端お迎えしました。
 
 
 
 

 
 
まず集まってごあいさつの後、二日間の工程を説明して、さっそく小テーブルよう天板選びのために材木置き場へ。暑い倉庫の中で、樹の種類、その材質や主な用途の紹介を店長青山くんと藤本君がお話ししました。
  
 
 
 
 

 
 
木取り(きどり)についてもお話。板の中からどう使うかを決めることで、墨つけともいいます。

 
 
 
 
 

 
 
使う板が決まったところで実際に横にして板からとるサイズを測っているところ。

 

板どりも決まったところで、板をカットします。
板のカットは丸ノコを使った危険を伴う作業なので、WOODWORKスタッフが行いました。
カットできた板をもって地下工房へ。ここから先のサンディングは地下で行います。
 
 
 
 
 

見学の奥さまが見守るサンディング作業。
  
 
 
  
 

 
木口のサンディンは機械が重いうえに力が入りにくくて難しい作業です。
 
 
 
 

 

真剣さが伝わってきますね。
 
 
 
 
 
 

 
機械サンダーで紙やすりを使って、目の粗いものからだんだんに細かい番手に上げていきながらサンディングします。
「番手を上げる」とよくいいますが、紙やすりは、番手(数字)の数が小さいほうが荒く、番手(数字)が大きくなるほど細かくなります。

ご用意したのは一番荒い80番から150番、240番、400番。
80番はほぼんど使わなかったようですが、荒いものから細かいものへ、順々に丁寧に作業を進めます。 
 
 
 
 
 

途中で休憩。大工さんも必ず休憩を取りますね。ちょっと眼と手を休めてやることで、より集中して良い仕事ができるからでしょうね。
 
 
 
 
 
 

サンディングが終わったら第1回目の塗装です。浸透性オイル「アルドボス」を塗ります。
 
 
 
 
 

慎重に作業するお客様。こちらのお客様が選んだのはカバ材。
 
 
 
 
 
 

 
ミミの部分にもちゃんとオイルします。
ミミは丸太を切った時の、皮がついている一番外側に当たる部分。なめらかな板面に比べて塗りにくいですが、ここもしっかり塗ります。
 
 
 
 
 
 

今日の作業はここまで。
3組の方それぞれの天板。いい感じです。
 
 
 
 
 

 

 
 
最後にお茶を飲みながら、今日の作業を振り返ったり感想をお伺いしたり。WOODWORKスタッフにとっても充実した一日になりました。ありがとうございました。 
 
明日は、もう一度サンディング、塗装からスタートします。もう一日、がんばりましょう!

ワークショップ2日目は>>こちら 
 
 

 
 

 
今日はスタッフ全員、名前を胸に張っていたのでベティも。

 
 
 
 

《CATEGORY》

 

《ARCHIVES》