こんばんは、ウッドワーク杉島です。
いま店内の中央に展示しているケヤキの天板は埋もれ木だっため、ケヤキ独特の赤い色が土に漬かって変化し、なんともいえない落ち着いた色合いになったものです。これがもっとよく漬かるとグレーになり、さらによく漬かると青みをおびて、神代木と言われる銘木になります。いまウッドワークにあるものはそこまで漬かりきっていないので、言ってみれば浅漬け神代です。それでも非常に魅力的な風合いと色をしています。
今その天板には木のお皿、一輪挿し、漆塗りのお箸、そして新作の箸置きを使って簡単にテーブルコーディネートをしてあります。夕方になると蛍光灯の明かりを消すので、暖色のスポットに照らされて素敵なワンコーナーになっています。
そう思って写真に撮ったはずなのに・・・主役はお皿やその上の飾りより、天板の木目になってしまいました。
ブログの中の写真はクリックしていただくと大きくして見ることが出来ます。このケヤキの木目もぜひ大きくして見てみてください。雰囲気を感じていただけると思います。
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