セン無垢一枚板天板のダイニングテーブルをご納品させていただきました。
こちらのセン(栓)は北海道産の材で、年輪を数えると400年以上も樹齢があるようでした。両側のミミに少し虫穴があったため、あえてカットして台形の形に仕上げておいたものですが、ミミを完全にカットしてしまうのではなく、一部を自然のまま残していて、お客様はその形も含めて気に入って下さいました。
いつも思うことですが、お客さまが天板を選ぶということは、一つの出会い、ですね。大きさや材質だけではなくて、その木が育った場所やウッドワークに来た経緯まで含めて、いつもちょうどぴったりのお客様に選んでいただけて、不思議に思うほどです。
お買い上げ下さいましたお客様は、木がとてもお好きとのことでした。写真の濃い色の床はチーク材で、わざわざ工房に出向いて希望のものを作ってもらい、塗装はぜんぶご自身でされたとのこと。すごい!
北海道で400年以上生きてきた栓が、そんなお客様のもとでお使いいただけるようになって、嬉しいです。これからずっと末永く、どうぞご愛用ください。
お買い上げありがとうございまいした。
#20061206
納品事例 │ 一枚板/無垢天板