納品事例

テーブル／デスク

特別な樹種を組み合わせた、オルタナティブテーブル

天板に節ありのウォールナット材、幕板とつま先にケヤキ材と、特別な樹種を組み合わせたオルタナティブテーブルです。

節ありウォールナット材天板

つま先と幕板はケヤキ材

節ありウォールナット材天板

天板に使用したウォールナットの節あり材。
通常WOODWORKでは、ウォールナット材に関しては節のないものを使用して家具を製作しています。節は、枝になろうとしていた部分が幹に取り込まれたりすることで、板にした際に表面に現れるもので、穴になったり節を中心に割れたりすることがあり使用を避けるようにしています。
ただ、こうした部分は複雑な木目や縮れたような杢が現れることが多く、素材として魅力的なのであえて節あり材を選んで天板に仕上げさせていただきました。加工をする職人が節がバランスよく入るように接ぎ合わせ方を考えながら製作しました。

脚部はスチールにブラック焼付塗装です。

つま先はケヤキ材

金属と木部パーツが一体に感じられるように、スチール角パイプの少しだけ丸みのある角の形に合わせて、つま先や幕板パーツを仕上げています。ケヤキは経年変化により赤みを帯びた濃い褐色へと変化してゆきます。ウォールナットは時間と共に温かみのある茶色へと変化します。将来的には色合いが近しくなって、全体的に柔らかな印象のテーブルになりそうです。そうした時間による変化も楽しみながら末永くご愛用ください。この度はありがとうございました。

節ありウォールナット材天板