天板に、構造用合板であるラーチ合板を採用した、オルタナティブテーブルをご納品させていただきました。
ラーチ合板は国内山林のカラ松間伐材(森林の木々が成長とともに密集しすぎるのを防ぐために間引かれた木材)を積層して作られる合板です。本来は見えない所に使われる素材でしたが近年では、表情の面白さや素材感をいかして、インテリアや家具に使われることも多くなってきました。お客様は、ラーチ合板をつかったテーブルをお探しになっていて、WOODWORKをみつけてくださったそうです。ピコチェアの座面の色も、ラーチ合板の色合いに合わせてお選びいただきました。表面を滑らかに仕上げて、オイル塗装としてはコート力の高いオスモ社の塗装で仕上げさせて頂きました。
ピコチェアはタモ材にオスモ塗装仕上げです。比較的、飴色になりにくい仕上げです。針葉樹とタモ材の淡い褐色にベージュの座面、ステンレスの硬質な質感という、モノトーンに近い組み合わせが印象的なダイニングテーブルセットになりました。
◎ラーチ合板天板のオルタナティブテーブル
サイズ:W1400 × D800 × H700 mm
樹種:天板/ラーチ合板、脚部/ステンレス
塗装:オスモ社フロアーカラーナチュラル
#20210116
納品事例 │ テーブル/デスク