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納品事例

チェリー材のエクステンションテーブル

 

 

 

 アメリカンチェリー材で製作した、エクステンションテーブルを製作させていただきました。
 脚部は固定されていて、天板が中央から左右にスライドして開き、開いたところに追加の天板を挟むことで、テーブル幅1500mmから1950mm、さらに2400mmへとサイズを変えてお使いいただけるテーブルです。この方式はアンティークの家具でも多く採用されている方法で、スライドレールなど現代的な金属部品は使わずに製作しています。
 基本的なシルエットはWOODWORKのスタンダードテーブルにも近いシンプルなテーブルです。少しの要素としては、爪先に向けてシェイプした4本の脚と水平に刻まれたラインです。その他はストレートの幕板、はぎ合わせたスクエアな天板の組み合わせと至ってシンプルです。ただ、天板の剥合わせ方向が通常と少し変わっています。
 通常無垢の木の天板では、長手方向に板をはぎ合わせますが、この度は短手に対して板をはぎ合わせています。これは、後から追加する天板の接ぎ方向と合わせるためです。追加する天板は幅450mm、長さ1150mm。この追加の天板が長手に対してはぎ合わせ通常の状態になるように製作しているため、この方向に合わせて、固定の天板も短手方向にはぎ合わせた状態で製作しています。

 

 

<仕様>
 樹種:チェリー
 塗装:リボス
 長さ:1600~2400mm
 奥行:1150mm
 高さ:750mm

 

 

 

 

 天板を左右に開くと、天板をスライドさせる仕組みを見ることができます。幕板の内側の摺り桟(ずりざん)のような構造がスライドする板材を支え合います。
※摺り桟:引き戸など(長く)引くもののガイドとなる桟のこと

 

 

 

 

また、幕板の内側のスペースに、追加する天板を収納出来るようになっています。全てチェリー材で製作したパーツが緩すぎず、硬すぎず、ちょうど良い具合に噛み合ってスライドすることでエクステンションする仕組みてです。一度モックを製作してから、実制作に進みました。エクステンションテーブルに関しては、以前には金属パーツを使用した方式も採用していますので、今後はサイズやデザインに合わせて、適した方法を2つからご提案できると思います。

 

 

 

 

 この度は、製作させていただきまして、ありがとうございました。様々なシーンに合わせて、お使いいただけましたら幸いです。チェリーは経年変化も楽しんでいただける素材です。どうぞ末永くご愛用ください。メンテナンスのご相談もいつでも承ります。ありがとうございました。