こんにちは、WOODWORK杉島です。すっかり暖かくなってきましたね、日差しがとてもまぶしいです。
先日、かば一枚板天板のローテーブルを納品させていただきました。少し小ぶりですが、かば材独特の緻密でほんのり赤味がかった色合いが魅力のテーブルです。
お買い上げ頂いたお客様は少し前にWOODWORKから程近いところに越していらしたそうです。台東区は今でも小さな職人さんの仕事場がたくさんあって、人情味あふれる東京の下町。お客様のお住まいも、大きな道路から一本はいったところにあって、静かで見晴らしの良い素敵なお住まいでした。
WOODWORKのことはたまたま通りかかってお知りになったとのことで、それまではこうした一枚板天板のテーブルを買う、と検討されていたわけではなかったそうです。
「オイル塗装の木のテーブルを買うにあたって不安はありませんでしたか?」とお聞きしたところ、「それほど気になりませんでした」とのこと。
お部屋にはいくつも観葉植物があってとても元気な様子だったので、細やかに世話をされているのだと思います。きっとテーブルのメンテナンスも同じように楽しんでしていただけるだろうなと思いました。
というのも、私は家具のメンテナンスって植物を育てるのに似てるなと思っています。オイル分が無くなって乾いてないかなーとか、乾燥して曲がってないかなーなんて様子を見る感じや、手をかけるとそれだけ調子良く、艶が出てきてくれたりする感じが同じ。
木の家具はお買い上げいただいたときがベストではなくて、お客さまに使って頂きながら時々メンテナンスしていただくことで、より良く育っていく・・・オイル塗装の家具の醍醐味ですね。
「お近くですし、これから何かあったときはお気軽にご相談くださいね。」とお話してきました。
周りの植物たちと一緒に、末長く大切にご愛用いただいて、魅力的なテーブルに育てていただけると嬉しいです。
#20090404
納品事例 │ 一枚板/無垢天板