今日はさくら材で「つけペン」をつくるワークショップを開催しました。
書くためのアイテムでしたので、ぜひご近所の文具店『カキモリ』さんとご一緒にできたら
より楽しんで頂けるのでは?という思いがカタチになったワークショップでした。
ウッドワークはつくること担当、カキモリさんは書くこと担当、
新しいスタイルでのワークショップとなりました。
まずは地下の工房で、いろんな道具や機械を使い、角材の状態のさくら材から
お好きな形に削りだしてのペン軸作りから。
ペン置きも、同じさくら材で作って完成です。
まさに十人十色、同じ材料、同じアイテムなのに個性がでるから不思議です。
お店へ移動してここからは、カキモリさんに、つけペンや紙のこと、インクのことなど
お話いただきました。
今回、つけペンと相性のよい紙を3種類セレクト頂いたのですが、
3種類とも全く質感が違います。
そして、カキモリさんがそれぞれの紙の特徴や、作られた背景なども
教えてくださったので、紙の世界の奥深さも感じました。
インクは7種類も。試し書きタイムは、インクの瓶を囲み
皆さんでかなり盛り上がりました。
今回は、このような新しいカタチでワークショップをしてみました。
ウッドワークは木という素材の魅力を伝えるものづくりをしていますが、
それぞれの素材、分野にも、また魅力的な世界があります。
紙やインクのプロのカキモリさんと、このような形でものづくりができたことで、
私たちだけでは伝えきれない、作ったその先が見える、そんな充実したワークショップになりました。
本当にありがとうございました。
セレクト頂いた紙は、レターセットにしてお土産に。
メールが便利な時代ではありますが、今回作ったつけペンをきっかけに
文字を書くことの楽しさをあらためて感じていただければ嬉しいです。
ご参加いただいき、ありがとうございました。
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