GWみなさまいかがお過ごしでしたか?
今年は何十年かぶりに雨のないGWになったそうです。
気温も上がり、一気に初夏を迎えました。
こんなめまぐるしいお天気のせいか、風邪ひいてる人がまわりにちらほらいます。
皆様もくれぐれもお気をつけてください。
お休みが明けて早速、天板の写真撮影と
天板ギャラリーアネックスの準備を始めました。
ウッドワークでは一枚板やはぎ合わせの天板を販売しています。
材木屋であり家具屋であるウッドワークにとってごく自然なながれ始めたことでしたが、
一枚板やはぎ合わせのテーブルを製作することには様々な意味が含まれています。
良い素材を選び生かすということ、美しいテーブルであるということ、
木の個性を見極めること、お客様にその価値をお伝えすること、
お買い上げいただいたあとも末永く安心してお使いいただくこと・・・
当り前のことなのですが、深く深く考えるとその先には
木の家具の理想的な姿がありました。
木のテーブルはお料理でいえばお刺身のようなものだと思います。
一見して素材勝負で新鮮であれば美味しいはず・・・
でもそうではありません。
手入れされた包丁やまな板や、美しく盛り付けるための器、そしてそれらを生かす
板前の腕ががあって初めて、本当においしいお刺身が食べられます。
お刺身と違うのは、もっとずっと長く楽しめる、ということでしょうか?
ウッドワークでつくるテーブルは、天板に脚を付けるだけではありません。
それぞれの板がより良いテーブルになるように、いかに素材を生かすかを
考えながらつくります。
それは単純に丁寧な仕事をして高級なものをつくる、ということではなく、
デザインや価格まで含めて、それぞれの板にあう形、姿を用意することで、
その板の価値を理解してずっと長く愛用してくれるお客さまと、
めぐり合えるように・・・。
そんなことを考えながら、天板ギャラリーアネックスを準備しています。
まず、ウッドワークで見て、触れていただくことから、
木のテーブルや家具の魅力を感じていただければ幸いです。
天板ギャラリーアネックスははやければ週末には一部ご覧いただけます。
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