アメリカンブラックウォールナットは、男性的でちょっとワイルドな雰囲気と、穏やかで上品な高級感という、二つの魅力を兼ね備えた材だと思います。
ウォールナットは北米東部やカナダで多く産出されます。植林されたものと、自然に生えていて伐採されるものがあるそうです。樹高30mちかいウォールナットの樹が、アメリカの広大な大地に枝を広げる様はきっと壮観でしょうね。
americanblackwalnuts tree など、英語で検索すると大きな樹の画像が見られましたが、一枚板でダイニングテーブルが取れそうなサイズのウォールナットの樹の写真はあまり見つからないような・・・。
日本を代表する樹の一つはケヤキですが、たとえば有名なケヤキ並木に生えているケヤキで大きな樹だと思って見ても、直径が80センチを超えるような大きな樹はそうありません。一枚板でダイニングテーブルになる木というのはそれだけ希少ということですね。
写真は一枚板の天板と、3枚接ぎのアメリカンブラックウォールナット材天板。接ぎ合わせの天板は、同じ丸太からとれた板から、色合い、接ぎ合わせ方をようく検討したうえで作った一枚です。一枚板にも劣らない、大きく魅力的な天板ができました。
今週末、写真のウォールナットを含め3枚ほど新しいウォールナット天板を発売予定です。一枚板はセール対象外になりますが、はぎ合わせのウォールナットの天板の方を特別価格で販売します。WOODWORKが作るアメリカンブラックウォールナット材天板、ぜひ店頭でご覧になってみてください。
◎ウォールナット無垢3枚接ぎ天板 (N09-104 下写真)
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