ライブを行うにあたって、やはり自分たちなりの考えを
合わせることで工房でやる意味が出ると考えました。
家具屋だからできるライブって何だろう?
音楽と家具をどう合わせることができるのだろう?
その到達点がスツールでした。
スツールの提案は鈴木君からの始まりで、彼のユニークさがもとと
なった味わいある椅子になっています。
工房という特別な場所で、ライブに来ていただいた方々に、
思い出に残る椅子になってくれると嬉しいです。
樹皮がついたままでの素材の使い方は、初めての試みで、
とても面白い提案だと思いました。
新鮮ではありますが、木の魅力を伝えるデザイン性という
WOODWORKの考えとしては、当てはまる物であり、
新しい視点でもあります。
もう少し詰めなおしていきますが、
彼も試行錯誤をし、椅子制作に取り組んでいますので、
楽しみにしていてください。
音楽と家具が繋がるライブになり、
笹倉君の優しい歌声が響く空間が出来上がることでしょう。
藤本
工房だより │ 工房から