今年は、この日本にはあまり姿を現さなかった台風。この台風が、20日の土曜日の日中には関東地方に接近する予報です。
個人的に、風とたわむれることを楽しむ趣味を楽しんでいますが、やはり台風は驚異です。
工房便りをご覧の皆さま、台風には充分にお気を付けください、こんばんは直井です。
くるイベント、「ウッドワークカフェ ウッドワークにペリカンコーヒーが、やってきた。」を、より皆さまに楽しんでいただきたく思う、今日この頃。
そこでイベント開催のその日まで、ウッドワークカフェに関するあれこれを、ペリカンコーヒーさんに関するあれこれを、トントン拍子でご紹介させて頂きます。
・・・たまに、ゆるい看板娘のベティののらりくらりした様子など、ひといき小話も織り交ぜる、そんなウッドワークと、ペリカンコーヒーさんのある一日をお楽しみ頂けたら、幸いです。
おいしいブレンドコーヒーに、おいしいスコーンを召し上がって頂きながら、ウッドワークの家具に触れて頂くために、僕たちが用意いたしますテーブルのうちひとつ、ウッドワークのトーンシリーズから「ナイトテーブル」にクローズアップします。
ウッドワークの家具は、僕たちスタッフが提案する「本物の木の家具を使った生活」。その中で思いつく〈あったらいいな〉を形にしていき、スタッフみんなが納得する完成形が店頭で日の光を浴びます。
しかし、それだけではなく、ご来店いただく皆さまとの会話の中や、皆さまが思いつくイメージの中にある〈あったらいいな〉を、僕たちスタッフの中で消化し形をつくっていくものもございます。
そして、この「ナイトテーブル」は、ご来店頂いたお客さまのお声の中からスタートしました。
「ナイトテーブル」ということで、寝具の脇に置くことから、使い勝手のいいサイズや、生活のワンシーンをイメージした機能を盛り込み、このような形が生まれました。
この「ナイトテーブル」には、トップの天板の下にはわずかですが本や雑誌、日記など様々なものを置けるように、2段構えの造りとなっています。
これはベッド脇に並べて、「寝る前に目を通す一冊」を置けたら、と考え生まれた形です。
「右には書物、左には手帳。」といった左右それぞれ異なるものを置いてみたり、左右からそれぞれの一冊を置いてみたり、と使い方は様々です。
箱状の部材を脚部に乗せるといったことではなく、トーンシリーズのラインが綺麗な脚部には、すっきりした棚の機能をもった天板を乗せた形にしたく、写真のようにHを横に倒した形が出てきました。
ただ問題がひとつありました。
上の天板と、下の棚板を支える部材の問題です。
いわば、このテーブルの大黒柱のような役目の部材です。
この部材を、厚く、幅広いものにすれば頑丈にはなりますが、綺麗な脚部の上にどっしりと構えてしますのは、プロポーションが悪い。
悩んでは、考え、作っては、悩みの繰り返しでした。
・・・試行錯誤した結果、スマートな解決策が思い浮かびます。
上の右側の写真にあるように、ラグビーボールのような形にすることで、見た目は細見ですが中心に向うにつれ幅が増すので、しっかりとした強さを生み出せました。
綺麗な小ぶりのテーブルの完成です。
この大きさは、サイドテーブルとしても、もちろん今回のようにカフェテーブルとしてもほどよいスケールです。
そこで、「ウッドワークカフェ」では、この「ナイトテーブル」も店内に、ポツポツと並べます。
どうぞ、お越しいただき実際にご覧いただきたいと思います。
来週末の、ペリカンコーヒーさんたちが快く到着できるように、今日も準備を進めます。
大空羽ばたいてくるペリカンは、今頃はどのあたりで羽をやすめているのでしょうか。
台風がきているので、八千代のお店で準備もしながら、少々様子見といったところでしょうか。
「ウッドワークカフェ」まであと9日です。
「WOODWORK CAFE」 supported by PELICAN COFFEE
9/27(土)・28(日)
WOODWORKにて 11:00~19:00 (ラストオーダー 18:30)
・2種類のブレンドコーヒー 各¥500-
タモブレンド 酸味があって、すっきり
ウォールナットブレンド ほどよいこく、まろやかな後味
・2種類のコーヒーに合うスコーン (2コセット) ¥200‐
・ペリカンコーヒー・オリジナルカップ ¥3,150‐
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