工房だより

今朝はビルの電気工事のためにしばらく停電。もちろんエアコンもつかないので、
扉を開け放って薄暗い中、ワークショップの打ち合せをしました。

無事オープンまでに電気も回復し、午後からワークショップ二日目のスタートです。
　　

　
二日目（最終日は）仕上げのオイル塗り。

皆さん初日の仕上げが気になるようで、心なしかわくわくしているように見えました。

そんな皆さんの表情がとても嬉しかったです。
　

オイルが乾くまでの時間は、コースター作りのワークショップ。

今回は、物を作ると言う事と向き合って頂き、その楽しさを感じて頂きました。
　

　
作業に入ると皆さん無言で真剣な眼差し。

個々に、物と向き合い、集中していました。その姿は本当に勉強になります。　
　

　
　

丁寧に丁寧に、これは物作りの基本的な事、純粋に綺麗な物を作りたい、作る事を楽しみたい、
そんな素晴らしい時間でした。

　

小テーブルの方は、オイルが乾いたので、脚の取り付け。

みなさんのテーブルのイメージに合わせてバランスを見ながら位置を決める姿は、デザイナーです。

共同作業で脚を取り付け、いよいよ完成です！！

　
　

天板ギャラリーで講評会。

皆さんとても嬉しそうにテーブルをなでていました。

本当に、どれも素晴らしい物で、皆さんの個性がとても良く出ていました。

　
　

暑い中、皆さん本当にお疲れさまでした。

初めてのワークショプと言う事で、私達も不慣れな点がございましたが、皆さんの温かい雰囲気に助けてられ、とても素晴らしいワークショップの時間が過ごすことが出来ました。

日頃、私たちは仕事と言う枠の中で物と向き合っています、でもこのワークショップのおかげで、
初心に帰り、物を作る楽しさ、木の暖かさを再確認する事が出来ました。

それは、参加して頂いた皆さんの純粋な姿のおかげです。

この小テーブルは、私たちがサポートして出来たのではなく、その純粋な物作りの気持ちで作り上げた
世界に一つのテーブルです。

どうか末永くお使い下さい、そして可愛がってやってください。

もう、メンテナンスはお手の物ですね。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　
今後、ウッドワークは、多くの方に木が生まれ変わる楽しさを知って頂くために、またワークショップを企画しています。どうしても、少人数制になってしまいますが、是非楽しみにしていて下さい。

　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＷＯＯＤＷＯＲＫスタッフ一同