今週末からスタートする『renew』では、リブランディング・ミーティングを通して導き出した「シンプル」「遊び心」「定番」という3つのキーワードをベースにした家具を展示発表してゆきます。
この新しい家具製作のベースになったリブランディング・ミーティング。リブランディングというと何かを刷新するような印象もありますが、今回特に大切にしたのが「立ち返る」ということでした。
家具の数も種類もたくさん増えたこと、スタッフが増え、立ち上げ当初のメンバーよりもその時代を知らない若いスタッフのほうが多くなったこと、また、カフェという家具とは違う要素が加わり大切な一部になっていること。
きっかけはたくさんありますが、工房、店舗、カフェ、それぞれのスタッフの中にあるWOODWORKとは?を共通させて、これからもWOODWORKらしく作り続けるためにみんなで意見を出し合いながらワークショップを重ねていきました。
そもそもWOODWORKとはどんな家具屋か?
どんな家具をつくっているのか?
スタートは内面的なところについて探る作業から始まり、そうしたシンプルな問いかけに、スタッフそれぞれの考えを紙に書き出してみました。
「オーダーが出来る」
「厳選した素材で製作している」
「オリジナル家具の種類が少ない」
「外観で家具屋と分かりにくいかも」
たくさん出てきた中の一部ですが、強みも弱みも改めて書き出すと重要な意見。普段はスタッフそれぞれの頭の中でぼんやりながら感じていたものが、書き出してみるとハッキリとした課題とテーマとして見えてきました。
WOODWORKは店舗、カフェ、工房と、それぞれに担っていることが異なります。そのため、それぞれの視点からの見え方、考え方も違う点も多種多様。スタッフ間でテーマによっても考え方の違いがあることも話し合ってみると、理解が進み、共通して重要に感じていることが何かが少しずつ分かってきました。
「立ち返り、作り続ける」、今回の新作展のテーマもこのリブランディング・ミーティングを重ねた末にたどり着きました。
リブランディング・ミーティングのつづきの様子はまた次回へつづく…
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工房だより │ お店から