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納品事例

“みんなの硯”のためのちゃぶ台

 

 

 

 

 

 

「5年先の未来では、どんな暮らしが待っていて、どんなツールが主流になっているのでしょうか?
 大丸松坂屋百貨店は、世の中に本当に必要とされ定番となっていくモノやコトを見極め提供していく事業体になるべく
「未来定番研究所」を発足しました。」

 

 

 江戸時代からの寺町、門前町の流れを組む町並みを今に残す街「谷中」にある古民家を再生した建物に、未来定番研究所の事務所が入っています。このスペースを生かす試みの一つとして、WOODWORKでも以前からお世話になっている製硯師(せいけんし)、青柳貴史さんからのご依頼により、「みんなの硯」のためのちゃぶ台を製作させていただきました。

 

 

みんなの硯、のためのちゃぶ台

 

 

 

 

みんなの硯、のためのちゃぶ台

 

 

 青柳さんがこのために製作した”みんなの硯”をつかってみんなで輪になって墨で書くという体験のためのちゃぶ台です。しっかりと安定感がありながらも、使い勝手を考えて脚は折りたためるように設計させていただきました。外観は和にも様にも感じられるデザインです。構造としては現代の金具を使い簡単に脚を折りたためるようにしました。墨をこぼすようなこともあることを前提にして、下地にウレタン塗装のうえ研磨、オイル塗装としては強さのあるオスモ塗装で仕上げています。

 

 

みんなの硯、のためのちゃぶ台

 

 

みんなの硯、のためのちゃぶ台

 

 

 

 

 

 

 未来定番研究所の掲げる5年後、そしてこの家屋が過ごしてきたさらに長い年月と同じくらい、これから先末永くこの場所を訪れる皆様にご愛用いただけましたら幸いです。この度はありがとうございました。

 

 

◎未来定番研究所 ”みんなの硯”のためのちゃぶ台
 サイズ:直径1200×高さ325mm
 材質:タモ材
 塗装:オスモ社、フロアーカラー(ナチュラル)
 デザイン:藤本 雅也
 

 

 

 ◎製硯師 青栁貴史 寶研堂
 ◎未来定番研究所

 

 

みんなの硯、のためのちゃぶ台

 

 

みんなの硯、のためのちゃぶ台

 

 

みんなの硯、のためのちゃぶ台

 

 

 

 

#20219060