単純だったり、無駄がなかったり、少ない要素での考えを持とうとした時、多すぎない、持ちすぎない、加えすぎないなど、「無駄」を削ぎ落とすように考えますが、逆に、何かが足りないとなってしまうとそれは不便にもなりうる事です。
シンプルに何かを考える事は、非常に深く、実は重要な要素が多く存在しています。決して見た目で判断はできず、形や存在が派手だからといってシンプルではないとも限りませんし、紙に丸と線だけを書いたからといって、シンプルだとも言えません。
少ない要素の中に、必要な意味の芯をとらえた美しいものを表現することは本当難しいことだと思います。追求する模索を続けています。
藤本
工房だより │ プロダクト