工房だより

　

　

新しく仕上げた、ナラ一枚板天板をご紹介します。
ナラを人間に例えると、なんとなく「サムライ」とか「職人」といった表現がしっくりくる気がします。飾らない凛とした佇まいがあって、じっさいに、多くの家具作家、職人に選ばれている人気の高い素材です。　　

　

　

　

　

　

　

　

　

ナラ材は硬く、加工性が良いので、仕上げると滑らかに美しく仕上がります。写真の一枚板は仮仕上げ（1回目の塗装まで）を施した状態で店頭に展示しています。今は艶はそれほど感じられませんが、ご納品の前に最後の仕上げ加工をすると、すっきりとした心地よい艶が備わって、ナラ材特有の虎斑杢（トラフモク）がさらに際立って楽しめるようになると思います。

　

　

　

　

冬、土場に積まれたナラ材の丸太です。木の中心から四方へ、放射状組織が広がっている様子がわかります。この放射状の組織の断面が、向きによって虎斑となって現れたりします。切り口の様子からも、いかにも硬くて重そうな、ナラ材の重厚な雰囲気が伝わってきますね。

　

　

　

　

　

　

　

　

こちらの天板はただいま店頭展示中です。ぜひ直接手で触れたり、椅子に座ってみたりして、おおらかなナラの雰囲気を感じてみていただければと思います。>>>店舗案内
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◎ナラ一枚板天板　（品番／N12-27） 長さ1600×幅770～880×厚39mm　

※こちらのナラ天板はお買い上げいただきました、ありがとうございました

　

　

※写真の脚部は別売の「フレキシブルレッグス／タモ材」です

　

　

　

　

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