デスクになる前の天板は、もともと長さ1370㎜、奥行き約700㎜前後。その天板から、メインとなるデスクの天板をとり、残りの部分で反対側のミミをいかしたスツールも製作させていただきました。
主役となるデスクに使う部分をどちら側にするか、店頭でシミュレーションしながら打ち合わせさせていただいた際、ぱっと即決されていたご様子も、木が大好きでしっかりとしたこだわりをお持ちのお客様らしい観点で決められていました。
デスクとスツール、ピコチェアの他に、お写真はないのですがいろはボックスとリーンミラーも合わせてご納品させていただきました。タモ材でのお作りのみのいろはボックス以外は、デスクに合わせてすべてアメリカンチェリーで揃えてくださいました。アメリカンチェリーはWOODWORKで取扱いの樹種の中でも最も経年変化のペースも早く、目に見えて家具が育っていく感覚を味わうことができる樹種です。そして、同じアメリカンチェリーでも、元々の木の質、置く場所やメンテナンスの頻度などによって、少しずつ育ち方にも個性が出ていくことと思います。それぞれの家具の成長を楽しみながら、末永くご愛用頂けますと嬉しいです。ありがとうございました。
◎アメリカンチェリー一枚板天板デスク(幅1370×奥行480×高700㎜)
脚部:Lタイプレッグス(アメリカンチェリー/55mm角)
◎スツール(アメリカンチェリー/幅400×奥行260×高430mm)
◎ピコチェア(アメリカンチェリー/座面カラー:グリーン/SH420mm)
#20151213
納品事例 │ 一枚板/無垢天板,食器棚/カウンター下収納