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工房だより

maker’s market

2017-07-01 005-2
maker’s marketのセレクトをリニューアルしました。

 

 

私たちはオリジナルの製品をデザインして生み出しているので、セレクトするということに対してどうあるべきなのかなと、いままで色々と難しく考えてきたように思います。でも、家具を含めてインテリアという視点で広げてみたときに、家具と物との関係はもっと自由でいいんじゃないかなと思うようになりました。木の家具をさらに楽しく使っていただくことができるものであること。インテリアに興味をもつきっかけや、家での時間が好きになるきかっけになるものがひとつでも見つかる場所になってもらえたら、WOODWORKがセレクトする意味があるのではないかなと思います。
そのものが会話の糸口になって、お客様との会話がはずんだり、そこから木や家具のお話しになったりと、自分たちのお店や家具を一緒に楽しんでもらえたらという思いでセレクトをリニューアルします。

 

 

WOODWORKが作るものは、ほぼ手作業ですが誰が作っても同じ形でそろうように、作り手のあとが主張しすぎないものづくりを目指しています。だからこそ、プロダクト製品、作家ものどちらかに偏るのではなく、良いものは良い、使ってみてとても良かった、誰かに語りたいと思えるもの、を中心にセレクトしたいと思いました。根っこの部分は、作り手である自分たちが選ぶ道具といういままでのmaker’s marketとは変わりません。工業製品には、無駄のない形だったり、使い勝手を探求したものの良さもがあります。また、手作りのものには、やはり、生まれる過程にストーリーがあるし、それが何よりの魅力です。

 

 

わたしたちが選んだ理由を語れるものであること
買った人が、誰かに教えたくなるユニークなもの
ウッドワークの人、考え、個性が伝わってくるもの

 

 

「伝えたくなる道具」をテーマに、これは…とつい話したくなる道具を集めていこうと思っています。器や植物の道具、アートや置物まで。作り手のこだわりが伝わるものから、用途はないけど気になるもの、家具屋の視点でおすすめしたい道具を、棚を彩るように少しずつ並べていきたいと思っています。
本棚で本に紛れて、旅先で買ってきた民芸品の置物を飾ってみたり、フォルムの綺麗な日用品は目につくところに置いてしばらく眺めていたかったり、、、。そんな蒐集家の部屋の棚を除くように、立ち寄るのがちょっと楽しみなお店になるようなmaker’s marketを新たに育てていけたらと思います。

 

 

 

 

齊藤

 

 

maker's market

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