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工房だより

もう一つの、モノ作り。


 
「小テーブルを作ろうワークショップ」では、2日目に
オイルが乾く間、軽い小物作りの時間があります。

それは、毎回違う物で、自分達が思いついた小さなコモノを作る、
ミニワークショップの時間です。

今回のこの時間では、参加して頂いた皆さんと、「げん木の車」作りをしました。 
 

始める前に「げん木の車」の趣旨をお伝えし、皆さんにお手伝いをお願いしました。

そして、皆さん快く参加してくれることに。 
 

 

 
この作業は、目立った加工もなく、本当に地味な作業なのですが、
皆さん、真剣な表情で、一つ一つ丁寧に作ってくれました。
 
加工中は、作業台を囲み、輪になって、色々な話をしていたのですが、
やはり話題は、地震の話に。

それぞれの瞬間の話を聞いて、改めて大きな地震だった事を感じさせます。
この震災は、今後、多くの人の心に残る出来事になるのでしょう。 
 
ただこの瞬間は、皆さんが元気に笑って楽しそうな姿に、
なんだかホッとできる時間でした。 
 


 

 


 


 
「元気があれば何でもできる」という、名ゼリフがありますが、自分達は元気です。

だから、何かをする側であり、頑張る側でいたいと思います。

 
ワークショップにご参加頂いた皆さん、「げん木のくるま」作りを
このような形で、お願いすることになりましたが 、
快く、そして楽しく、一緒に作って頂き、本当にありがとうございます。

やはり、大勢で何かを作るって楽しいなと、つくづく感じました。
 
皆さんに作って頂いた車は、責任を持って被災地に届けます。 
 
大切な時間を、ありがとうございました。 
 
心より感謝いたします。  
 
 
WOODWORK 一同 
 
 
   げん木のくるま 370台 待機中

 

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