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工房だより

嬉しいお便り

 こんばんは、WOODWORK杉島です。
 WOODWORKにご来店いただいているお客さま、そしてこちらのブログを読んでくださっている皆さま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 と、年初を挨拶をしておきながら・・・なのですが、去年末にいただいた、とっても嬉しいお便りをご紹介させてください。

 

「WOOD WORK 様

こんにちは。突然のメールを失礼いたします。
先日、貴店舗にてX’masツリーを購入しました者です。

仕事帰りに、静岡に住む両親宛のX’masプレゼントを探して上野~御徒町近辺をぷらぷらと歩いておりました。

ふと、小さな白い犬が路上で昼寝してる?と近寄ったところ大きな木のX’masツリーが視界に入りまして、誘われるようにお店の中に入りましたら…とても素敵な品物と出会えました。

既に退職した私の父親は、林業水産関係の仕事をしておりました。
住まいは富士山の麓ですが、西の天竜川上流から、甲州、信州まで山間部をめぐる仕事でした。地産の木製品が大好きで、今回贈ったX’masツリーも、とても喜んでもらえました。
以下、父親からの感想メールです。

「素晴らしいプレゼントをありがとう!このアイデアとデザインは独特なもので、その能力と土壌がなければ花は咲きません。風土と水は、千差万別で人まねでは根着きません。考え方や工夫が参考となり、その地域にあった花を咲かせることが大切だと思います。」

…文章が長くなるのではしょりますが、父は大都会のど真ん中でも、こんなにも素敵な、木の良さ、ぬくもりが伝わる製品を生みだせるんだ!と、驚きながらとてもとても喜んでおりました。

あまり喜びの感情を表に出さない人間だったはずなのですが、珍しくもよっぽど嬉しかったのかなー、と感じております。

私もWOOD WORKさんとの出会いに感謝しております。
ホームページも拝見しました。まだまだ素敵な品物があるようで、ぜひ次は時間のある際に工房を見学させて頂きながら、お店にお邪魔させて頂きたく存じます。よろしくお願いします。」

  
 
***

 
 私が丁度お店にいたときでしたので、店頭でお話をさせていただきました。木のクリスマスツリーをプレゼントということで、さいちゃんがラッピングをさせていただきましたが、ご両親へのプレゼントとはつゆ知らず・・・

 お父さまは山や森を歩き、山間の村を訪ね、山林・治水・灌漑・漁港・防災施設にかかわるお仕事をされていたそうです。国土の大半を占める森林を持ちながら、それがいま病んでいる現状を見ていらっしゃったお父さま。今でも趣味の写真を撮りながら、昔仕事で訪れた山奥の村々を巡っていらっしゃるそうです。

 私たちの作ったものが、こうして人から人へ気持ちと一緒に届けられていく・・・そして、木や山に深い造詣をお持ちの方に木を使った私たちのモノづくりに感じていただけるところがある・・・本当に嬉しいお便りでした。ありがとうございました。
 
 
 つくる事、考えること、感じること、時々は失敗すること、全部ひっくるめて、日々の積み重ねの一つ一つがWOODWORKに花を咲かせられるように・・・気持ちも新たに取り組んでまいります、どうぞよろしくお願い致します! 
 
  

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