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工房だより

小テーブルづくりの賑やかワークショップ  11月8日・9日 

本日も工房便りをご覧いただき、ありがとうございます。

冬の気圧配置や、秋雨前線のおかげで先週中ごろより気温が低下し、たまにブルッと震えます。立冬を迎え、暦の上でももう冬となりました。
動いているときは熱いのですが、朝の作業をはじめる前、作業の手を止めおやつに手を出すとき、半袖や七分丈の袖では寒さを感じるようになったのも、それもそのはずです。

この時期に肌を出していられることは、小学生のころまれにいた、真冬でもお構いなし年間通して半袖半ズボンの健康少年のようなものでしょうか、こんにちは直井です。

先週末の11月8日と9日の週末2日間で、小テーブルづくりのワークショップを行いました。

このワークショップは、2日間の工程で組まれています。

 
まず、様々な樹種の少し仕上げられた長い板より、皆さまに好きな樹種、好きな部分を選んで頂き、テーブルに使う部分をカットします。
様々な樹種があり、同じ樹種でも、その表情は様々です。皆さま、思い思いの部分を濡れ布巾と、メジャーを持って、いろいろ考えながら、選ばれていました。

そして、考え悩み選び抜かれた素材を僕たちがカットします。
大きな素材から、自分好みの選定して召し上がる…このことをシュチュエーション変えてみると、ここは築地で、ものはマグロ…考えただけで、ニンマリです♪

また脇道に…選んで頂いた素材を電動のやすりや、木片に紙やすりを貼り付けた道具を使って丁寧に仕上げていきます。この時に、淵の木の皮の処理なども施します。

そして、削り仕上げた天板を1度目のオイル塗料を塗るところまで作業して頂き、1日目を終了します。


  

皆さまの真剣な、丁寧な仕上げで、ピカピカに、スベスベに仕上がっていました。

 

スベスベに削り、磨き上げる天板ですが、一度オイル塗料を塗りますと染み込んだオイル塗料で木肌が毛羽立ちます。表面毛羽立ち、オイル塗料が乾いた天板を、紙やすりでやさしく、やさしく磨きあげるところから2日目の始まりです。
オイル塗料の乾燥で、引き締まった天板を研磨することでよりスベスベに、ピカピカに仕上がります。

 

 
この2度目の塗料の乾燥を待つ間には、地下の工房で小物づくりをして頂く他に、今後のメンテナンスについてお話させて頂きます。
乾燥の時間を置いた、天板にあらかじめ用意してあります脚をバランス見ながら、取り付けて頂き完成です。

 

 
皆さま、とても素敵な小テーブルに満足して頂けた様子を伺え、スタッフみんなも大満足のワークショップでありました。

このワークショップは皆さまとご一緒にお話や、作業をすることで、テーブルが出来るまでと同じ流れを体験して頂き、木の家具の魅力を実感して頂く他に、実際の作業を通して木の家具のケア・メンテナンスに活かして頂く、良い機会かと考えております。

こちらのワークショップ、たくさんの方々にご応募頂きました。
今回は、社長のくじ引きという平等な抽選方法を採用しました。
ひとりでも多くの方に、僕たちの手がけるものができるまでの流れを、体験して、実感して頂きたいと思っております。
ただ、丁寧に進めさせて頂いておりますので、少人数の定員枠となっております。今回選ばれなかった皆さまも懲りずに、次回のワークショップにもご応募して頂きたいと思います。

皆さまのご応募、スタッフ一同お待ち申し上げております。

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