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工房だより

今日のスイーツ


 
 

 こんばんは、WOODWORK杉島です。
 先日お土産にいただいた「蔵6330」の牛乳とコーヒー牛乳。上の方に脂肪分が固まっているので、よく振ってから飲んで下さいね・・・ということだったので、よーくふってクラスに各一杯ずついただいたのですが・・・

 「んまい!!」
 牛乳好きの私、どちらも一息にいただいてしまいました。
 さっぱりと、でもしっかりと自然の甘みがある牛乳、想像通り甘さ控えめで、でもとっても美味しいコーヒー牛乳。パッケージも洒落てます。
 
 聞くと、お店もレストラン併設でパン他のメニューもあるそうです。田んぼの中にいきなりあるそうなので、ちょっと分かりにくいようなのですが、ぜひ行ってみたいです。
 
 
 
蔵6330(クラロクサンサンゼロ) 千葉県船橋市高根町1781-2 TEL 047-400-2355

 しっかり振ったのですが、それでも少し脂肪分の塊が牛乳の上に浮いていました。食べてみると・・・意外に脂っぽくない、薄味のフレッシュチーズのような感じでした。
 
 油と言えば・・・今日ご来店のお客様とお店の家具のオイル塗装についてお話ししました。WOODWORKで使っているのはドイツ、リボス社の塗料です。オイルフィニッシュは家具の表面に皮膜をつくらず、家具が呼吸をつづけ、使うほどに深い味わいが増していきます・・・とこれは定番のお話。

 今日はそのついでに、油が良いのなら植物油でもいいのでは?というお話をしました。たとえばサラダ油とかゴマ油とか・・・たぶん、これらのオイルでもある程度コーティングにはなると思います。実際手作りの木製スプーンにクルミ油を塗って仕上げている作家さんもいらっしゃいます。
 が、油によっては溶解温度が低いので、ベトツキが取れにくいとか、乾燥に時間がかかるなど、塗料として使いにくい点があると思います。
 
 また、多くの家具用油性塗料には植物性の樹脂分(ダンマル樹脂など)が含まれていて、ウレタンのような強力な皮膜はつくらずとも、ある程度表面を硬化させる作用があるようです。
 
 実際に私がやっていたことで例をあげると・・・家具塗料によく使われるバルサムテレピン油(松脂精油)、ダンマル樹脂などは、油絵の具や油絵具を溶く溶剤にも使われる成分です。

 ベニヤ板に何度もこの油を塗ると、表面にだんだん皮膜ができて、油がしみこまず表面がつるつるの状態になって、自作パレットが作れます。溶剤は混ぜて絵具を薄め、絵の具の乾燥を遅らせもするし、混ぜることで最終的に硬化させもする、なかなか面白く、難しい働きをもっています。

 いくつもの素材を組み合わせて、用途に合わせてその辺を使いやすく調合してあるのが市販の塗料ということですね。
 
 ちょっと漢字が多くて読みにくくなってしまいました。
 今度の「green+green」のイベント期間中にも塗装実演会など開催できればと検討中です。普段何気なく疑問に思っているようなことがあれば、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
 
 
 
 

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